名は一部地域を除いてちょっとした規則があったりするよ。分かりやすいな!



ロットリング

ロットリング


ロットリング国は日の浅い国でもないし、また古くからある国でもなく。
しかしながらもう30代は続く国ではあります。
建国者の名前は何故か歴史書には載っていません。
一応王様の口伝で伝わっているみたいですが、それにどんな意味があるのかといわれれば、
まぁないって言った方が早いんじゃないの?って言われて結局放置されてる。

主な産業は金属類でしょうか。
武器や兵器なども製造しているんですが、それらはほとんど自国で使う分のみ。
あとは金属をそのまま輸出する形が多いです。
地理的に言って結構恵まれているんです。近隣に鉱山とか、草原とか。
ベリル魔鉱山という場所では魔力を宿している鉱石が発掘できたりしてます。
それはそこ特有のものなので一市場を持っているわけですな。
あと普通の金属、武器などに使われるものも多く取れます。
廃鉱になるまでウン百年はかかると計算されていますから、
経済は将来も安泰って感じですな。
またロットリング近郊は多くの作物が取れたりします。
国に属さない人々が村を作って、それで生活していたりしますが、
そういう人たちが作った食物がよく流通しています。
見返りにその人たちを国がサポートしていたり。

最近は暴君王の国として知られる国なわけですが、
何気に国民からは慕われていたり。本人はめったに街とか出ませんが。
国の政策ははっきり言って良すぎるってほど。
産業関連の管理は国がサポート体勢万全にして行っていたり、
また犯罪を取り締まる機関への支援も万全です。
何気にいい国なんだってば!コンセプトが何気にいい国だから!

軍備関連は実は大国並。
暴君王が戦争をする前に水面下で強化していました。
普通バレないってことが無いはずなんですが、
頭の良い暴君王は着々と準備をしていたみたいです。
まぁ元々そこまで危険視されてた国では無かったってのもあるんですがね。


ティーバルディー

ティーバルディー


ティーバルディー国はロットリングよりも古い国でありました。
しかしながら元々国と呼べるほどのものではなかったんです。
国ではなくて1つの“学校”として設立されたものだったからです。
ティーバルディーは元々士官学校でした。
そこから派生して魔法学校やら教養学校やらが設立されてきました。
学校がどんどこ集まってできちゃったもんだから、寮だけじゃ足りなくなってきたり、
やがて外から商人がやってきて、学生相手に商売を始めて永住し始め、
結局国として認めざるを得なくなっちゃったんですな。

産業は0です。
優秀な人材を派遣する派遣料を頂いて生活しているって感じですな。
またその派遣先の国からの援助を受けていたりもしていました。
それから弱小国のための流通事業を展開したり、
管理が必要な産業等々を受けて管理する管理料を貰ったり。
いわゆる多方面で活躍してる超信頼度の高い超でかい管理会社、みたいな。
政治なんて分からないからそんな話しかできないや!
それで貯まった税金は全て学校の運営費や学生のために使われます。
まぁそれ以外必要ないしな。

現在もそんな活動をしていますが、
ティーバルディーの士官学校はものすごい権威を持っています。
特に、その中のカルボナード主席となった人間は、
どの軍事分野においても必要とされる人材とされています。
まぁそんな人はホイホイいるわけじゃないんですがね。世界で数十人?ぐらいです。
主な教育プログラムは、作戦立案や訓練、また演習と、ピンからキリまで。
そこから向き不向きを分けて、3つのコースに分けさせられます。
ベリル生、コランダム生、カルボナード生と区分けします。
ベリルはデスクワークな人が多いです。主席で卒業となるとどの国で軍師になれます。
コランダムは完璧なる歩兵タイプ。主席卒業はもう将軍とかそんなん。閣下!
最後にカルボナードですが、卒業できるものはほとんどいないっつーくらいドロップアウト。
カルボナードは上の両方が秀でていて、かつ個々の能力までも秀でている者。
だから主席卒業とか夢のまた夢だったりね!はは!

軍事的なことを話すとすれば、完璧なる防御型です。
自らが侵略するなんてことは絶対にありえません。いや、学校だし。


フィランツ

フィランツ


フィランツ国は大昔から恐れられていた国です。
かつて、フィランツの建国者であったセディアス王が全てを統一したことがありました。
そのときの力は凄まじいものがあったそうです。
そのセディアス王を称えて、彼を描いた画家がついでに獅子の絵も描いたことから、
“獅子の国”なんて呼ばれたりしていました。
しかしそんな時代も長くは続かず、結局他の国は配下から抜けていってまた散り散りに。
それ以降フィランツは何もしなくなりました。セディアス王も他界してましたし。
そんなわけで現在は“居眠り獅子の国”なんて皮肉な言い方されたり。

田舎とか言われつつも、産業関連は秀でています。
作物や織物、また書物など、中々多方面での産業を生業としています。
貿易にも長けていて、特に最近は観光関連に力が入っていたりします。
古い国ですから、歴史的建造物など、学術的にも注目されるようなものも沢山。
また上記の画家さんがいたせいか、アート的な産業も開花し始めています。
まだまだ知られていませんが、その筋の人々には注目される国になってきています。
作物は主に穀物類が多いです。フィランツの周りは麦畑ばっかりで、
収穫時期になると“金色畑”とか呼ばれるほど。綺麗だろうなぁ。
また誰かさんの要望でトウモロコシの栽培も行われ始めました。
トウモロコシと言っても硬いヤツです。いわゆる爆裂種と呼ばれるほうの。
・・・まさかアレを流通させるつもりか!!

若獅子とか呼ばれているヴェルジークさんは国民に慕われています。
そりゃまああんだけ城下に出て色々なことなさってるんですから当たり前ですが、
ロットリングと同じく国が流通事業に手を加えたりすることが多いです。
それによって国が潤っているのですから、恨みようがないですね。
また最近は孤児院の設立が多くなってきていまして、
他国からの受けも良かったりね。同盟国は数知れず。

軍事もそれなりです。大国とやりあえる程度あるんじゃないかって言われてます。
詳細は不明ですが、攻撃的な軍備なのに、防衛戦に負けたことが一度もありません。
そのせいで恐れられていたりもするんですが、それでも突っかかってくるんですね他国。
それだけ魅力的な国だったりします。あはん。


スケンエイデル

スケンエイデル


スケンエイデル国は弱小国でありました。日が浅いといえば浅いんですがね。
特にこれと言って特徴があるわけでもないし、でも生活するには困らない国って感じでした。
王政ではないんです。元々小さな村が沢山あって、それが合体しちゃったーみたいな。
元々ティーバルディーの学生たちが溢れて、近隣の安全な場所に作った、
寮みたいな村?がここまで大きくなっちゃったんだぜ、みたいな。

産業という産業はありませんが、
ウスウーズという文学国家からの書物を安全にティーバルディーに流す、
いわば中継地みたいなことをしていました。
その貿易を安全に行うための管理をして経済は成り立っていました。
まぁそのへんの管理もティーバルディーがほとんどやっていたんですがね。
資質的に学生と商人が多くいた国でした。ティーバルディーからの。
何故か多かった保守的な学生に感化されてか商人たちも保守的になって、
国として大きくなろうとしませんでした。だからティーバルディーに頼りっきりでした。

その頼りっきりがいかんせん決断力とか思考力をこの国に与えませんでした。
何か問題が起こるとすぐにティーバルディーにひっつく傾向があります。
それを見かねたティーバルディーも『少しは自分でがんばってくださいよ』とか言ったんですが、
あれやこれや考えても結局ちゃんとした決断はこなせませんでした。
ティーバルディーの付属品とも言われちゃったりね。
それなのにやたらとティーバルディーとは別ですとか言い張るんですね。

軍備は弱小国なりの軍備です。
戦争なんて吹っかけられると最初から思ってないし。
吹っかけられたところで勝てる見込みも無いことは知っています。
知っていたはずなんですが。


カランダッシュ

カランダッシュ


カランダッシュ国は古く歴史のある国でした。
“平和の国”という名の下、何年も争いごとを好まなかった国として有名でした。
でもそのせいか、防犯意識の低い国であったために、
多くの犯罪者を生んでしまったという悲劇がありました。
現在は最も国内統制の厳しい国になってしまいました。恐ろしいほどに。

産業は主に貴金属類。
特にカランダッシュの宝石は美しすぎるといわれるほどの出来なんだそうです。
王室御用達であり、貴族御用達であり、とにかく愛されまくった宝石ばっかりです。
特に美しいとされているのがダイヤモンドでした。
それもカラーダイヤと呼ばれる色のついたダイヤモンドです。
全てのカラーダイヤをあしらった王冠を試作品として作り出したときは大変なことになりました。
それだけで戦争が起きるんじゃないかというほどに多くの国の王族が欲しがったそうです。
しかしそんな中ブラックダイヤだけはどうも売れ行きが良くなかったそうです。
その売れ行きの悪かったブラックダイヤはカランダッシュ国の城のいたるところに埋め込まれました。
何だかんだ言って強度だけはあったみたいです。燃えやすいのが難点ですが。

防犯意識が薄く、貴金属が産業。当然、泥棒がはびこります。
特に酷かった事件がありました。今世紀最大と言われたブルーダイヤが盗まれた事件です。
犯罪組織によって盗まれたブルーダイヤは今でも消息不明で、
またその事件によって多くの人々が死傷したそうです。
そこからこの国は統制が厳しい国になり、また防犯事情が変わってしまいました。
入国者のチェックは3日に渡り、常に監視の目がつくという、
これまた面倒くさいことに。そのせいか観光はからっきしでした。

軍備もブルーダイヤの事件から飛躍的な強化をしました。
大国と同じかそれ以上になった軍備は国内の不安を煽りましたが、
それでも“平和の国”という名を汚さないようにと、その当時の王は言ったそうです。
まぁ長くは続かなかったんですがね。


ヴァルドマー

ヴァルドマー


ヴァルドマー国は軍事国家です。それも頭に超がつく。
元々は大国とも取れるような活気のある国でしたが、
軍事を任されていた王子がクーデターを起こし、自分の父親をばっさりときってから、
軍事国家になりました。それも、今までとはまるで逆の方向性の軍事国家へと。
何でそうなったのか理由を他の国は知らないし、国民でさえ知りませんでした。
今でもその理由を知っているものは多くありません。

産業は武器生産が主に成り立っています。
ヴァルドマーの武器は世界一と呼ばれるほどに優れた兵器を作り出していることで有名です。
それらを作るのは民間ではなく国が作るものがほとんどで、
民間で作るものは国が税金として1割の利益をぶん取っていきます。
ちなみにヴァルドマーの経済状況は極めて酷いっす。
どう酷いのかというと、国民の利益を3割ぶん取っていくのです。
全ては軍備強化のためであります。なんてこったい。
だから国から逃げ出しちゃう人とかもいるんですが、
本当に逃げられた人はごくわずかで、後はさようならって感じです。

まぁ国民からも反感は買うんですが、問答無用でその意見は踏み潰され、駆逐されます。
ボイコットなんて起こそうものなら、皆殺しもいいところですよちょっと怖いよ。
そのせいか国民らは国に逆らうことが出来ずに、結局仕事をさせられるような感じ。
他の国の人間が来てもあまり歓迎できません。国に何されるか分からないから。
お前スパイかーとか言われちゃって殺されちゃったら話になりませんもんね。

軍備は大変なことになってます。
武器は世界一、徴兵制度、何をとっても国が丸ごと軍なんじゃないかってほど。
かつてヴァルドマーに攻め入った国で存続している国はありません。
またヴァルドマーが攻め入って存続している国もありません。
この国に対抗できる国は少ないと言われています。


ジャグアル

ジャグアル


ジャグアル国は大国ではないけど、それなりの規模を持った国です。
武力制圧を得意とするこの国は、あまりにも横暴と言われる国であります。
ちなみに共和国なので、王ではなく大統領がいらっしゃいます。
勿論選挙によって決められた人なので民主的な人・・・
かと思ったら、何だかすっごい横暴な人だよってな感じです。
ただ国そのものが戦争で勝つことによって経済を潤す㌧でもない国だったので、
まぁ国まるごと横暴なものなのです。

産業は散々なものばかりですが、一応織物や重工業などが一般的です。
ただし質が悪いからか、貿易しようにも取引が上手くいかないことが多かったようです。
一時期ティーバルディー国に管理を依頼したことがあったんですが、
見返りに払う管理料を踏み倒したおかげで、見放されてしまったり。
そのことが原因で他の国も『ジャグアルとはお友達になりたくありません』ということに。
いやそりゃそうだろうと誰もが思うはずなんですが、
ジャグアルはキレました。国がまるごとキレました。
一度そのことでティーバルディーに宣戦布告して戦争を起こしたことがありましたが、
負けはしなかったものの、勝つこともなく、引き分けに終わったことがありました。
あ、共倒れってやつです。誰一人として戦場から帰ってきた人がいませんでした。

国が何かしらの目標を持っているのだとしたら、
それは多分経済的に潤って欲しいってこと一心だったと思います。
手段は問わずにってあたりが一番イカンのですが。
ちなみにこの国も徴兵制度があります。議会での可決はそれはもう早い段階で決まりました。
国民も6割近くの人がそれでもいいということに。ナンテコッタイ。

徴兵制度成立から軍備も見直されました。
重工業、主に機械産業だったのですが、それが兵器製造業へとシフトチェンジ。
ここまで団結力があるならもっと違う方向へシフトチェンジすればいいのに・・・。
そんなことを思った人々はもうこのジャグアルとは違う場所にいるんでしょうね。
そういえばジャグアル国民の平均年齢は32歳と若い人ばっかりです。
若気のいたり国家ここに在り。


シーアフェアー

シーアフェアー


シーアフェアー国は古くから存在する漁業を主とする国です。
半分海に乗り出す形で建国されてまして、海に関連する事業はほとんどこの国のものです。
元々国として存在していたわけではなく、1つの郊外の港町としてシーアフェアーはありました。
ただそのときからやたらと海に出て魚を取ったり珊瑚を取ったりとしてて、
それが元なのか一時期海が真っ黒になってしまって生活が出来なくなることもありました。
そんな中、記憶喪失の男がその町にやってきました。
それが現在のシーアフェアーの君主の祖先で、その記憶喪失の男が戦争をはじめ、
そして海を魔法で戻したとされています。いや、何だかよう分からんね。

産業は勿論漁業。魚だけでなく、珊瑚の生産地としても有名です。
この世界では珊瑚はただの珊瑚としてではなく、魔法を込めて魔道具として使うことが出来るので、
やたらと必要とされていたりもします。特に電気の魔法を帯びやすく照明に使われたりとか。
また海で行うスポーツから観光にも力を入れています。
昔は水泳が流行っていましたが、現在はサーフィンが人気です。
サーフィンと言っても、ボードに魔法が込められていてジェットサーフィンみたいになってますが。
年に何度か大会も行われています。そのときほど盛り上がることはありません。
年々海で行うスポーツが増えてきています。その度にこの国の経済は成長しまくります。

王政にも似たものなんですが、それとはまたちょっと違います。
この国の君主は“救世主”と呼ばれています。海を救って国を救ったから。
城っていう城は無くて、何と言うかホワイトハウス的なものがあるぐらい。
でもあんまりにもオープン。誰でも自由に入れるから、ホテルと間違われちゃうほど。
しかも救世主とかいいつつも、一般市民とほとんど変わらないですからね!
つか、救世主っていう存在も薄れ始めてきています。国を管理しているんですけど一応。

それなりです。それも必要最低限の。ただこの国には最大の防御法がありましてですね。
かつて世界最高の魔導士と呼ばれた人間に莫大なお金を払いましてですね、
シーアフェアー近郊一帯に広がる幻影魔法を発動できるようになっています。
その魔法はその一帯を海と化すっていうすさまじい魔法でして。
海慣れっつか海上戦慣れしているシーアフェアーの最大の切り札であり防御法だったりします。
すげぇ!


カヴェッコ

カヴェッコ


カヴェッコ国はものすごく古くからの魔法大国です。
近所に古代遺跡とかそんなんばっかりあるからか、沢山魔法が生まれる場所でした。
あ、魔法の概念はこちら。
リンク先の魔法の概念を見ていただければ分かると思いますが、
魔法は古代に作られたパピルスを読み解いて見つけられたり、
違う魔法を唱えようとしてたまたま違う新しい魔法が見つけられたり、
まぁ偶然の産物みたいなものもあったりします。それでこの国はやたらとそういうものが多いんです。

産業は魔法に関するもの。
魔法書、魔封札、魔道具、その他多くの魔法雑貨などが主な産業です。
またティーバルディーの魔法学校と並ぶ、カヴェッコの魔法学校があります。
ライバル校であり、また交換留学的なことも行っていたりとか。
魔導師を目指すならまずこの国に住むのが当たり前と言われるほど。
最近特に注目されているのが魔封札です。
元来めちゃめちゃ高価なものなんですが、最近はそれでも欲しがる人が続出。
それは伝心魔法が込められた魔封札で、いわゆる携帯電話みたいなものですな。
しかしながらプリペイド携帯みたいになっているので結構使い勝手が悪い。
現在伝心魔法のこめられた魔封札のみ研究が進められています。

この国も共和国ですが、元首は大統領ではなく“最高指導者”と呼ばれます。
実をいうとティーバルディーのように魔導師を目指す者が集まった集団が国になった感じなので、
だから最高指導者と呼ばれたりしています。現在はよぼよぼのおじいちゃん。
また最高指導者の下が議会ととなっており、その議会は12人で成り立っています。
そんでもって魔法学会とちょっと仲が悪かったり。
あ、魔法学会は新しく発見された魔法を一般魔法として認定する機関であります。
あとは魔法学術論文とか。そんなのを会議されるようなそんなそんな。
すげーい面倒くさいことになってますが、実は彼ら二つの機関とも影響力はそこまででもない。
魔法なんて腐るほどあるから一々そんなんできるかボケ!って感じなのです。

軍事に関して言えば、魔導師兵団が恐ろしいといわれています。
魔導師が全員ローブ着てるっていう世界ではないんです。
魔導師だって剣持って斬りかかって詠唱したりするのですよ。
それなりに集中力とかなんか必要ですが。ただ白兵戦はそこまで上手くないかもしれません。


ラインダウエル

ラインダウエル


ラインダウエル国は急成長しつつある国です。
何がどう急成長かと言うと発明家が多く集う国として栄え、
そこから発明家の作り出した機械だの魔法だのそういうものの特許的なものを管理し始め、
作り出されたものの販売を国が行っているために色々と大変で素敵な成長を遂げています。
独占法というのでしょうか。まぁこの国はそういったものでウハウハになっています。
ピンからキリまで発明品がありますが、小さいものは米粒サイズ。
大きいものはそのへんの建物よりもでっかいよ!すっげえ!

こんなことになった事の起こりは現在の王様より3代前の王様のちょっとした暴言から始まりました。
「オラこんな面倒くさい仕事嫌じゃー」とかそんなことを言ってまず公務を放り投げ、
側近であった男に全てを任せ始めました。いい迷惑でしょうな。
その側近の男は勿論困っていたのですが、彼は隠れ発明家でありました。
彼は『世界発明家協会』とかいう、ちんまりした組織の会員でありまして、
月1の会議の時にぼそりとそのことを呟きました。
すると会長が一言、『発明家の支援国作っちゃいなよ。どうせyouのもんだし。』と。
そこから有望な発明家を自国に住まわせ、金銭的援助を国が総力を挙げて行いました。
ある意味無謀で駄目すぎる政治ではありましたが、それが見事に大当たり。
現在も多くの発明品と発明家を生み出す素敵な国として名を轟かせています。

さてそんな国の王族事情ですが、国王の存在はもうほとんどないのと同じです。
何故かっていうと新しい考えを古臭い王政でがんばりすぎると皆いい顔しないから。
そのせいで今の王様はほぼ口出ししないでだらだらとすごしています。
王族撤廃しようという運動すら起こらないほどに何もしないため、だらだらと。
むしろ王族なんてこの国にいたんだwwwwwと言われる始末。

軍事に関して言えば、未知数。
だって発明家があっちゃこっちゃ変な兵器作ってんだもん。
そのおかげもあってか、この国の成長は誰にも止められませんでした。
兵器の輸出等も厳正な規制の下になされているのでそこまで危険じゃない・・・かもしれません。
まあ一般的な軍力+?でしょうな。


ステイドテレル

ステイドテレル


ステイドテレル国は割とお古い国だったりします。
元々ステイドテレルは土地の名前でした。土地というか、戦場でした。
大昔は戦争協定がぐっちゃぐちゃになっていたおかげで色々大変なことになっていたのですが、
どこの国も戦争を行う時はこのステイドテレルという地に参じて総力戦を行っていました。
今はそんな歴史も忘れられつつ、全くそんなことがなかったかのような国になっています。

そもそもただのだだっ広い土地が国になったのはその事情からです。
戦争跡地となるそのあたりには死人や怪我人や病人やらがその辺にうじゃうじゃいました。
そんな人々を治療しようと医療所を設けたところから始まり、段々とその医療所が多くなり、
その周りに人が住み始めて、今のような医療国家になりました。
医療国家とは言いつつ、もっぱら“薬”が有名とされていまして、
あまり医療という言葉は使われてません。薬国家!やくこっか!
そしてその薬剤は人のために使われるものだけではなくなりまして、
麻痺薬、毒薬、麻薬、そういったものまで作られるようになってしまいました。
医療所が最終的には薬局になり、国中が薬局だらけになっていき、
最近では薬を使った犯罪なども行われる始末。ナンテコッタイ。

この国は共和制です。そんでもって公正な選挙によって大統領が登場します。
大体そういう人々は医療関係の人々ばかり。あれです。病院の院長決めみたいな。
血みどろな話もあったりしますが、まぁその辺はおいといて。
現在の大統領は素晴らしい方で、規定薬剤法なるものを発案したり、
違法な薬剤の取締りを徹底したりと、随分と出来た方のようです。
今まではそれを輸出しちゃったり密輸しちゃったりと大変な人ばかりだったようで。
そういえばこの国はロットリングの同盟国です。
そういえばそういえば同盟組んでから色々変わったかもしれないとも言えなくもない。
と、一部で言われていたり、いなかったr

軍事に関しては一国がもつ戦力としてはまずまずといったところ。
数年前までは大量に麻痺薬をばら撒くとかそういった危ない兵器とかも作っていましたが、
今の素敵大統領が廃棄したみたいですよ。しなきゃ最悪な国だったんだろうn
それでもその薬を使った兵器は数多く所持している模様。
そこらへんはまだ情報が出回っていないので、未知といえば未知。


デュンハイル

デュンハイル


デュンハイル国は古くからある騎士の国です。
魔法を学ぶためにカヴェッコ国に行くのが魔導師の夢であるのと同様に、
剣術を学ぶためにデュンハイル国に行くのが剣士の夢であるようなもんです。
騎士の国と行っても過言ではないようなそんな国。
とはいっても、それは国の政策ではなく、何かもう国に漂う空気で。
騎士道精神ィエッサァーッ!!みたいな。どんなだっ。

この国でのステイタスはやっぱり国のために軍に身を捧げることであったり。
ティーバルディー生のおよそ3割の学生はこの国の出身であったり。
ちなみに軍に身を捧げない人々は大体国には住んでられなくなって外に行くか、
または色々何か言われながらも商人などになったりと。
現在は昔ほどでもありませんが、昔は相当酷かったようです。
また他の国から人が来ることもあまり好まれていません。ので、観光業はからきしだめっす。
ただデュンハイルでは武器製造等の施設設備はないので輸入に頼っています。
その辺り同盟国のシーアフェアーから輸入していたり。
シーアフェアーはどの国にも平等に接するからいいんだってさ。なんだかなぁ。
敵に回したくないための防御法ともいえるかもしれませんが。

この国は王政です。デューンハイル王家が統治しています。
トップになるのは男性だけでなく女性も名が上がることがあります。
それは本家というかですね、血族が必ず繋がるためなんだそうです。
血筋を重んじる人々であるためか、血族同士はとてつもなく仲良しこよし。
だからそれに言い寄ってくるような輩は廃絶したがる傾向がありますが。
そのせいで他国との戦争が起こったりしたこともありました。
保守的でありながらも十分な軍備を揃えているデュンハイルはかなり素敵な国です。
またそういった戦争が二度と起きないようにと保守的ならざる行動もとったりします。
やられる前に、やれ。的な。

というわけで軍備は素晴らしいものがあります。
また白兵戦においては大国にも引けをとらない素晴らしい人材が揃っています。
この国はこれ以上大きくならないことがもう分かりきっているので、
人選厳しいんだってよ。だから個人個人の力が試されるわけで。
余計に優秀な人材がね。競争社会ってヤツですね!


アルベーズ

アルベーズ


アルベーズは昔から英雄のいたとされる国です。
かつてセンヴェルティーシュと呼ばれた英雄が国から悪い人々をなくすために尽力したとされ、
今も国民たちに広く愛されている英雄を称えています。
またその反面昔から犯罪組織の根城になっている国ともされていて、
不名誉なことも多くあるとか何とか。

そもそもそんな英雄を生んでしまった理由は、この国が悪人の溜まり場となっていたからです。
建国当時に微妙すぎる法律を作ってしまったがために、そういったことになったのですが、
現在もその犯罪組織は根強く残っています。ウン百年という歴史がありやがります。
しかし、歴史的な事件『アクシズの乱』にて組織の多くは消えましたが、
今もなお結束力を強めつつ、アルベーズに蔓延っています。
とはいいつつ、国外での犯罪も最近多く、世界中の犯罪のおよそ4分の1がアルベーズからとか。
そんな中、現在アルベーズは園芸事業が群を抜いています。
現国王である、メルフローシュ陛下考案の薔薇販売業者『スケッジアディローザ』などが、
今世界中の王侯貴族たちの話題となっています。
世界中の薔薇を栽培し、販売・・・だけでなく、それを定期的に管理しに行くという、
何だかいいんだか悪いんだかな事業とか素晴らしいそうです。

アルベーズ王家の王政でございます。
現在は女王陛下が統治していらっしゃいますが、旦那がいました。
旦那は現在行方不明で、目下行方を捜索中のようです。
この国の王家は英雄センヴェルティーシュの妹、フィルベータの血が入っています。
そのことから国民からは慕われています。
またこの国には有名な姫君がおられまして、とてつもなく結婚の出来ない方がいらっしゃいます。
好いてはふられ、好かれてはふられ、ふられた回数が2桁という可哀相な姫君。
ちょっとした伝説に祭り上げられそうです。

この国の軍備は『アクシズの乱』において強化されました。
それは防衛という意味での強化ですが、
防衛と言っても“国の”ではなく“アルベーズ城の”といったいみで強化されました。
犯罪組織との対決に備えての強化ですが、現在そんなことはおこりそうにありません。
使わないのが一番だと、国のトップは言っておられます。


コンクライン

コンクライン


コンクラインは歴史ある小さな国でした。
今現在は弱小国家のうちのひとつとされており、
過去に何度か他の国の占領下に置かれていました。
現在はロットリングの傘下となっています。
そんでもって近所のジャグアルから結構な勢いで攻められたり。
結構な頻度で戦争が近所で起こってしまう悲惨な国です。

小さい国とは言ってもそれなりに歴史が深かったりします。
昔からこの国の王家は子沢山な事で有名でした。一夫多妻制じゃないんですよ。
何かやたら生まれてやたら継承権争いとかあったものなのです。
だからこの国はいろんな国へ嫁に出したり婿に出したりしてて、
それなりの地位を持っていらしたんです。手広いネットワーク!
現在も重要な情報が集まりやすい国となってます。
王家でスパイとか言われたりもしてますが、最近はそこまでお子さんが増えないそうです。
それに、不幸なことに、近所にジャグアルがおられました。
とにかく近所のジャグアルが攻め込んでくる攻め込んでくる。
ジャグアルはこの頃弱小国家をどんどこ攻め入って国力を上げていこうと考えていたからです。
なのでそんなに大っぴらに情報提示開示しません。見返りにのみ。

しかしながら王家というものは絶えません。子沢山最高!
どこの血が混ざっていようが関係ありません。あなたは私の息子の嫁の子!
もしくは娘の婿の息子の娘!そんな長生きかどうかはしりませんが、
継承権とやらが結構雑なせいもあってそんなに王家らしい王家でもないんです。
結構アットホームな。やりたい人ー!はーい!いぇす!みたいな。
実際こんな苦労の耐えない国のトップになりたいって人がいないのも現状。
その場合はやっぱり長男とかその辺の方にやってもらうんですけども。
実はロットリングにも嫁が来たことがあります。
そのせいもあり、今はロットリングの傘下になっているのであります。

軍備微妙です。軍備が育たないのです。ひっきりなしにジャグアル来るんで。
なので、ロットリングに頼ったり、同じロットリングの傘下にあるティーバルディーに頼んだり。
ジャグアルの周りにある国は大体味方してくれるので結構他力本願。
その代わりの見返りというものが他国の情報とかそんなところです。
手広いネットワークなめんな!みたいな。